I Love Pokemon !

適当にポケモンについて書くブログです。

ORASシーズン11構築 トンボルチェンガルーラ 【レート2016】

はじめまして。テンテンと申します。

 

皆さんシーズン11お疲れ様です。

今シーズンはいろいろなパーティで潜っていてレート1900をさまよっていたのですが、後半は割としっくりくるパーティを組むことができたため、レート2000を超えることができました!

忙しくてたくさん潜ることができなかったですが、少ない試合数でレート2000超えることができたのは良かったと思います。

 

それでは、今回の構築の並びです(左から図鑑番号順に並べてます)。

115_mega.png243.png245.png645-therian.png663.png681.png

構築を組むにあたって、最も意識したのは今シーズンの環境に激増したボルトロススイクンです。個人的にボルトロスを対策するにあたって最も安定していると考えているポケモンはSが勝ってて電磁波無効のライコウです。また、ライコウを採用することで自然とスイクンも見ることができるので、最初にライコウから構築を組むことを考えました。次に、ライコウとの相性補完が優れている霊獣ランドロスを採用しました。ボルチェンや電磁波といった電気技と地面技の一貫を切る枠としてだけでなく、ライコウのボルチェンとランドロスのとんぼ返りでのトンボルチェンができ、サイクル戦にも優位に立つことができると考えました。そして、トンボルチェンをする場合にこちらの有利対面時に受けだしの困難なポケモンを採用するべきだと考えた結果、ガルーラに行き着きました。その結果、ライコウランドのトンボルチェンからのガルーラという軸ができました。

残り3枠は補完で組みました。まずは、ライコウランドガルーラで重いガルーラボーマンダマンムーに強いスイクンを採用。次に、ガルーラが勝てないゲンガーやバシャーモに強いファイアローを採用。最後に、処理がややだるいキノガッササーナイトに強いギルガルドを採用して構築が完成しました。

 

それでは、ポケモン個別の紹介です(組んだ順に説明)。

 

243.png

ライコウ@こだわりメガネ

技構成 10まんボルト ボルトチェンジ めざめるパワー(氷) シャドーボール

実数値 臆病 166(4)-x-95-167(252)-115-183(252)  特性 プレッシャー

トンボルチェン軸の1匹。

ボルトロススイクンとの有利対面を作れた際に後続に負担をかけることができるCS眼鏡で採用しました。技構成は威力・命中共に安定の10万、有利不利関わらず積極的に打てるボルチェン、電気技と相性の良いめざパ氷、最後に一貫性が高く無振りマンムーを確2で倒せるシャドーボールとなりました。

電気無効枠の無いパーティ相手にはほぼ選出していました。10万ボルトはH振りメガガルーラを確2にする程の威力があるので、特殊相手なら基本優位に立てます。しかし、こだわっているので地面枠がいるパーティに選出する際は、ほぼランドロススイクンとセットで選出していました。また、低威力のめざパでこだわらないように意識していました。

先発でよくガブリアスと対面したのですが、後続に負荷をかけたくないときは、襷かヤチェと分かりつつもめざパで突っ張ってました。ただ、パーティにランドロスファイアローがいるからか分かりませんが、お相手のガブリアスは殴らず剣舞やステロといったプレイングをしてくれて無償で倒すことができました。有利だと思っているガブリアスライコウのS種族値をしっかりと教えてあげましょう(笑)。

645-therian.png

霊獣ランドロス@こだわりスカーフ

技構成 じしん とんぼがえり いわなだれ はたきおとす

実数値 意地っ張り 175(84)-198(116)-122(92)-x-101(4)-138(212)

特性 いかく

トンボルチェン軸の1匹

ライコウガブリアス等に電気技を透かされた際の引き先。持ち物は相手の電気タイプにも強く出れるようスカーフにしました。技構成は威力・命中共に安定の地震、有利不利関わらず積極的に打てる蜻蛉、地面技とスカーフとの相性の良い岩雪崩、最後に一貫性が高くゲンガーに打てる叩きとなりました。

調整は

H 16n-1

A 11n

HB 威嚇込でA200ガブリアスの逆鱗を高乱数2耐え(1.2%)

S スカーフで最速135族抜き

となっています。

ライコウと組んでガブリアスボルトロスを相手する感じで選出していました。また、このパーティの高速アタッカーとしても機能し、とても使いやすかったです。ただ、こちらもライコウ同様にこだわっているので、地震の一貫ができるまでは蜻蛉や叩きを中心に打っていました。今回はガブリアス意識の耐久調整で使っていましたが、個人的にSのラインを準則100族抜きまで振った方が使いのかなとも感じたので、ここは要検討ですね。

115_mega.png

ガルーラガルーラナイト

技構成 おんがえし グロウパンチ じしん ふいうち

(メガ前) 実数値 陽気 181(4)-147(252)-100-x-100-156(252)

特性 きもったま

(メガ後) 実数値 陽気 181(4)-177(252)-120-x-120-167(252)

特性 おやこあい

バトルハウス用のテンプレ。第6世代で文句なしの最強のポケモン

このパーティはガルーラに少し薄かったのでミラーに強くなるAS最速ガルーラを採用しました。この判断は正しく、ミラーはほとんど勝つことができました。技構成は高火力のノーマル技、突破力を高めるグロウパンチ、ノーマル技と相性が良く非接触技の地震、グロパン後の抜き性能の向上とミラー意識の不意打ちとなりました。

そして、グロパンガルーラのノーマル技は捨て身か秘密の力が大半だと思いますが、今回はなんと恩返しを採用しました。その理由の1つとして、クレセリアの数が少ないかつ耐久に振ってないので捨て身でもどの道相討ちにさせられるため。2つ目はゴツメ枠で最も多いスイクンに対してもグロ恩返しで高乱数で倒せるためです。この採用が想像以上に良く働き、ゴツメ持ちを1体持って行った後も生存したり後続の先制技圏外という状況を作ることができてバトルを楽に進めることができました。

ただ、地震は本当に打つ場面が少なかったので、ここも要検討ですね。

最後に、ゴツメ6回触って勝った試合が1度あったので、残りの4振りはHPにきちんと振りましょう(ダウンロード対策はいらない)!

245.png

スイクンゴツゴツメット

技構成 ねっとう れいとうビーム ねむる ねごと

実数値 207(252)-x-183(252)-110-135-106(4)

特性 プレッシャー

安定のゴツメ枠。補完枠その1。

上の軸の3体で重たいガルーラボーマンダマンムーの攻撃を受けるために採用した過労死ポケモン。受けとしての性能を最大限に生かすため努力値はHBに振り切りました。技構成は一貫性が高く火傷の追加効果も期待できる熱湯、水技と相性がよくガブリアスボーマンダへの遂行技である冷ビ、役割を維持するためによく撒かれる状態異常を回復できる眠る、眠った時の起点防止として寝言という形になりました。このポケモンは役割対象が多く、適当に受けに出して削られるとエースの一貫を作ってしまうので、スイクンで誰を見るのかしっかり考えて出すようにしました。

また、ガルーラ対面でよく身代わりを打たれたのですが、身代わりガルーラはSを振ってないことが多くグロパン積まれようがある程度削っておけば身代わり残ってもガルーラで処理できるので問題なかったです。

ただ、ボーマンダ対策で入れたポケモンなのにも関わらず、対戦していくうちにスイクンではボーマンダ対策にならないと感じてきました。特殊型だったり、毒羽だったりでゴツメに触ってくれず、冷ビ打っても耐えられ羽休めで粘られる始末でした。しかし、ラス1同士の体力半分の素眠りのスイクンがHP満タンのメガボーマンダのハイボを乱数で耐え、寝言で冷ビを引き凍らせて勝った試合もあり、自覚はとにかく凄かったです。

 663.png

ファイアロー@ラムのみ

技構成 ブレイブバード おにび はねやすめ ちょうはつ

実数値 しんちょう 183(236)-102(4)-102(84)-x-123(180)-147(4)

特性 はやてのつばさ

使ってみたかったポケモン。補完枠その2。

今回のガルーラの技構成ではどう足掻いても勝てないゲンガーとバシャーモに強いポケモンとして採用しました。選出こそ多くなかったが、地味に重いヘラクロスウルガモスの対策にもなり、状態異常対策や2枚目の地面無効枠やフェアリー受けとしても活躍したパーティの潤滑剤のような存在でした。技構成はHDファイアローのテンプレです。

調整は

H 8n-1

A 無振りウルガモス確1

HB 火傷込みでA200テクニシャンキノガッサの岩石封じ+マッハパンチ確定耐え

HD 余り

S 最速81族抜き

となっています。

使ってみると役割対象にはめっぽう強かったですが、火力とSが低いので、ガルーラガブリアス等のファイアローより早い物理アタッカーにはほとんど何も出来ないのが辛かったです。ここも型を変えるなど要検討ですね。

681.png

ギルガルド@たべのこし

技構成 シャドーボール どくどく キングシールド みがわり

(シールドフォルム時) 実数値 臆病 167(252)-49-170-70-171(4)-123(252)

(ブレードフォルム時) 実数値 臆病 167(252)-139-70-170-71(4)-123(252)

特性 バトルスイッチ

影のMVP。補完枠その3。

今までの5体の並びで重めなキノガッササーナイトクレセリアポリゴン2に強めな残飯ギルガルドを最後に採用しました。岩やドラゴンやフェアリーの一貫を切ることができるだけでなく、ガルーラ受けにくる耐久エスパーやゴーストに対する打点持ちとしてこのパーティと相性が良く、補完で入れたにも関わらず想像以上に活躍してくれました。選出時はほぼ勝っていたと思います。技構成は残飯ギルガルドのテンプレです。努力値は準速ガッサ意識の臆病最速で耐久向上のためにHぶっぱ、残りはDLポリゴン2意識でDに4振りとなっています。また、シールド時にイカサマで身代わりを割られないようにA個体値は0にしています。

一度有利対面を取った後の嵌め性能がとても高く、不利なポケモンにも毒や火傷入れてしまえばまもみがでガルーラの圏内に簡単に入れることができました。文句があるとすれば、まもみがの動きが忙しくて見てて疲れました(笑)。

 

最後に構築の総括です。

特にきつかったポケモンはメガボーマンダサザンドラです。メガボーマンダに関しては、こちらのパーティの飛行の一貫が比較的ある上にSで勝っているのが物理技しかないランドロスだけという状況だったので、スイクンギルガルドの同時選出を強いられました。ほぼ負けていたと思います。

サザンドラも相当きつく、こちらのパーティの悪技の通りの良さが尋常じゃないので、有利対面取られた際に悪波ぶっぱされてパーティ壊滅という状況が多々起きました。一応、処理方法としてはトンボルチェンで削ってガルーラで対面処理という形を取っていました。

逆に勝率が良かったのはガルーラスイクンのいる構築です。これに関してはガルーラの型が嵌った結果かなと思います。

 

戦績ですが、79勝41敗の最終レート2016でした(最高はレート2017)。

来シーズンは2100を目標に頑張っていきたいです!

最後まで見て下さってありがとうございました。